ジェイソン・フリード:なぜ職場で仕事ができないのか
ここ最近気になってるが"受動的なコミュニケーションツール"という奴。まだ自分の中でモヤッとしているけど書くことで少しでもまとめたい。(たまにまとまってない記事も書きたい!)
俺の想像する受動的なコミュニケーションツールの特徴
- 非同期のコミュニケーションである
- アラートを出したりして相手の邪魔をしない。相手の好きなタイミングで情報を見れる。
- 使う人は1日1回だけ確認しに行くようなイメージ。
- 誰にでも開放されている。誰でも宛先を知っていれば送れる。
- 個人に1対1で紐付く領域でありながら他の誰でもデータを書きこむことが出来る。UNIXで言えばo+wな領域。
- 常に存在している。持ち主の状態によってデータを送れないというような状態が無い。
要は"私書箱"と同じ性質を持っている。Emailは私書箱を電子化したようなものなので「メールでいいじゃん!」っていうことなんだけど、欲しいものはちょっとEmailとも違う気がなんとなくしている。
攻殻機動隊で「お前の外部記憶領域にデータを置いといた。」みたいなセリフがありました。
個人に紐付けられたネット上の領域で、他人が場所を知ってて、誰もが書き込める領域・・・って~/mboxのことじゃん!(プロバイダの)
「メールしといたYO!」って言えよ!難しい言い方すんなよ!って思ったんですが、機能的には殆ど同じでもそういう用途の為の場所とメールって何かちょっと違うな?って気がします。
97年頃のWarezのFTP交換用サーバー・・・って例えが分かり辛過ぎるけど、個人に紐づいた領域で、誰にでも書き込み可能な領域だから、受け取る方もそこに置かれるファイルは基本信用してなくて、ウィルススキャンしてから他の場所にmoveするという感じの領域。ネット上にあるんだけどPublicとPrivateの間にありつつ両方の性質をもつDMZみたいな領域。
今だと感覚的にはShareしてる友達同士のDropboxフォルダが近い気がする。でもTwitter IDみたいのを知ってれば誰でもファイル置けるようなもうちょっとPublicな領域。
そんな私書箱ってファイル置いても相手の作業に割り込みをかけないし、送る方も送る前に許可を取る必要もないので気軽に置ける。
年末年始にTwitter IDでそういう領域あったら便利だと思ってほぼ実装したんだけど、それだと結局FireStorageみたいなファイル受け渡しサービスになっちゃうからツマラナイし儲からなそうということで辞めた。
メールをリデザインするという意味では似てるけどGoogle Waveはリアルタイムウェブの方向で、そうではなくて、もっと非リアルタイムな感じ、私書箱としてメールをリデザインしたモノが欲しい。
Twitterを利用したように、何か他の便利な使い方の提案とか表現方法があるんだろうなぁ、とモヤモヤ考えています。