仕事でフィヨルドブートキャンプというRailsエンジニアになるためのスクールをやっています。
「どのレベルになったら就職できるの?」
という点がイメージできないと、就職したい人にとってわかりづらいなと思ったので明確にしておきたい。
戦力として計算できるRailsエンジニアとは
僕の考える、Railsエンジニアとして就職できる最低レベルは、
「少しでもプラスの戦力として計算できる」
というものです。
「Issueを一人でこなせる」
といっても良いかもしれません。
「は?みんな10の戦力持ってるところに1とかじゃ困るんだけど?」
と思うかもしれませんが、Railsプロジェクトにとってほとんどの人類は1の戦力も無くて、マイナスです。
Railsチュートリアルを終わったばっかりで実務レベルの開発したことないぐらいの人もマイナス戦力です。
「教えるのに大量のパワーが割かれて、居ない方がプロジェクトが進む」
という状態がマイナス戦力です。
Railsプロジェクトのリーダー的な役割をした人なら感覚的にわかると思います。
「Rails経験無くてJava経験だけの人が2人送られてきても困るなぁ・・・」
これがマイナス戦力です。
「多少の教育コストはかかるけど、レビューをしっかりやればトータルで見れば助かる」
このレベルがプラス戦力です。
「Railsのコードは書かせられないけどテスト仕様書を書いててもらおう」
こんな工夫が必要な場合、マイナス戦力です 😅
プラス戦力になるための工夫
このイメージが固まってからカリキュラム終盤の内容も変わりました。
- 弊社プロダクト(怖話など)へPRを送って5回採用される。
- Railsプログラムのアルバイトの斡旋
- DB設計のカリキュラム追加
- RESTful Webアプリ設計のカリキュラム追加
- メンターとペアプロするカリキュラム追加。
Railsの機能を一通り覚えただけじゃ駄目で、実際のプロジェクトに入るには必須の知識がかなりあります。
弊社としては一般的なプログラマー新人研修もやっているのでその中でこの辺ももっと固めていきたい所存です。