メモ。 SARFじゃなくPARC。アスペクト指向プログラミングの成熟
90年代半ば、米Xerox PARC(Palo Alto Research Center)研究所のチームによる徹底的な議論が重ねられたAOPが、オブジェクト指向プログラミングのエクステンションとして最初に姿を見せたときに、それを迎えたのは批判ではなく無関心だった。しかし、エンタープライズ規模のJavaベース実装が次々と登場するにつれて、AOPを取り巻く基本思想は浸透してきたようだ。特に、AOPツールが米Sun MicrosystemsのEnterprise JavaBeansを補完し、場合によっては完全に不要にさえしてしまうことにプログラマは気付き始めている。