ひさしぶりにLinux Tipsなんぞ・・・。

・記憶喪失 UNIXはタイムシェアリングシステムを使ったマルチタスクというやつが特徴なので複数の人間が一つのマシンを使うことを前提に作られています。 昔のコンピューターは目玉が飛び出るほど高価だったので、なんとかみんなで使えないかとひねり出した画期的なシステムです。 しかしそれを管理するシステムはインターネットなど無かった時代に作られただけあって、『rootという管理者アカウントが全ての権限を持ち、なんでも設定・変更できる』というある意味牧歌的な作りになっています。(※) 要するに何が言いたいのかというと、rootのパスワード忘れたらEND。 しかもおれもわスレタッ!

正確には忘れたのではなく、いつのまにか変わっていた。 あれ?誰か変えた?変わった?おいっおまえ変えただろ!おまえだよ!いや、後ろとかじゃなくて、おまえしかいねーだろ! いやぁ~かわってんじゃねぇかなぁ~?結構かわってるもんだぜぇ?

「会社のサーバーのパスワードわかんね。ハハ・・・」 (アチィー!)←?

しかし、そんな知的障害者にも救済策が用意されています。 『シングルユーザーモードで起動すればパスワードがいらない』 さすがLinux、さすが伽藍とバザール。(?)

※ : 最近ではrootの権限を分割するSELinuxとかあります。

・シングルユーザーモードで起動する 1.ブートローダーにGRUBを使用している場合、起動したいカーネルを選択してeを押します。 2.次の画面でKernelで始まる行を選んでeを押します。(たぶんEditのE) 3.行の最後にスペースとsingleと入力してEnter 4.GRUB画面に戻りbで起動します。(たぶんBootのB) するとパスワード入力もすっ飛ばしていきなりBシェルのプロンプトがっ。 ネットワークとは繋がらず、ローカルディスクのみマウントされた状態なのでpasswd rootとでもやって今度こそ忘れないパスワードに変更しましょう。

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