アンカテ(Uncategorizable Blog) – 複雑さに金が落ちる時代は本当に終わるのか?

「直感的DB設計 + アジャイル(テストファースト)による進化」で対応できる複雑さは、Rubyという言語の柔軟性とRailsとフレームワークの筋の良さによってかなり向上していると思います。しかし、向上しているとは言っても、私が今持っている「業務」のレベルの複雑さに対応できるものではない。ただ、そこにある「複雑さの限界」は、「インソーサー」という存在を前提とした業務の平均的複雑さにちょうどよく対応しているように、私には思えます。

「フラット化」された世界の「インソーサ」の外にあるシステムには、Railsはちょうどいいのかもしれません。もちろん疑問はたくさんあります。

経済の問題として、80:20の80に特化し20を切り落し「複雑な問題は他社にまかせて」連携する小規模な企業が、本当に経済の主流となるかどうか?

ソフトウエア開発の問題として、80:20の80に特化することが許されるとしたら、最適なソフトウエア開発プロセスはどのように変化していくか?

このエントリーを読んだおかげでシステム開発を考える時に80:20っていう視点を持つことができる。システム開発に関する本を一冊読みきった並の有用感を得ることができた。ちなみにこのエントリーはBloglinesで見てるtextfile.org経由で知った。

何が言いたいかというと、本と比較することで『RSSリーダーで情報収集すること』の有用さの量がはじめて実感できた気がした。こりゃ大変だ、みんな重視しようぜ!(今頃…)

最近、同僚とこういう部分で話が全然合わないっていうのを聞いたけど、それRSSリーダー使ってる or 使ってない間の断絶?やっと納得。

Comments


Option