社会貢献うたうIT経営者の偽善??過労自殺が語る業界の労働事情 ビジネス-最新ニュース:IT-PLUSこのような現状を招いている原因の一つに、日本ではシステム開発のコスト計算にいまだに人月モデルを用いていることが挙げられます。システムを開発する際に、何人で何カ月かかるかを計算し、それに単価をかける仕組みです。この方法はもともと製造業で使われていた方法でしたが、そのままソフトウエア開発にも採用されたようです。
肉体労働の場合は確かに時間単位でこなせる作業量は人によって大差が出にくいもので、人月でコスト計算をするのはわかります。しかし、小説や映画が決まった人数と決まった時間をかければ必ず良いものができるとは限らないのと同じように、知恵とアイディアの固まりのシステムは人数と時間で評価できるわけがありません。
いつもここで議論が終わってるのはまずい!
具体的には、IT業界でかなりの割合を占めると思われる「SI向け」の「人月じゃない見積りモデル」がプロジェクト管理・開発手法と一緒に紹介されれば変わると思う。
デザインとか広告とか他業界でなんでもいいけど、「人月じゃない値段の付け方」ってどういうのがあるんだろう?
正直、それが分からないまま(というか考えるのが面倒になって)SI会社を辞めちゃった気がする。 (Webサービス屋はその問題が無いから)