素敵ワードの続き。
個人Webサービスが何で気になるのかというと、エンジニアとして習得していくべきスキルに今までのレイヤーという考え方以外の見方ができるんじゃないかと思ったから。
前提として、俺はこの地上でおこなわれる、ありとあらゆるプログラミング行為が好きだし、その人間がプログラマーだというだけで足の爪をヤスリできれいに整え、ペディキュアを塗って回りたいぐらい無条件で好感を持つ。できることならばアセンブラからActionScriptまで、回路設計からネットワーク構築まで全てやりたい。しかし、どんなに頑張っても512歳まで生きられそうにないので泣く泣くある程度スキルを取捨選択しなければいけないという事情があります。(あたりまえ)
システムを作るということをレイヤーという考え方で見るとスキルのレイヤーは、上は「SI会社の電話番号を知っている」で下はバイナリよりも下がって「物理学」ということになる。要は「好きなレイヤーを勝手にやんなさい」ということなんですが、いまいち自分がどのレイヤーが好きだというのがわからず、しっくりこなかった。
しかし、個人Webサービス(2人ですが)を作ったときに、上から下まで全部自分で作る楽しさと、個人としてフィードバックをもらえる嬉しさ、レイヤーという考え方ではともすれば、”広く浅い”とか、”中途半端”などと言われそうなスキルが別の軸で新しい価値を持って結合していくのを感じました。
そして個人Webサービス作成者という視点で見ると技術の選択とか勉強すべきこととか今まで悩みがちだったことが簡単に決断できることに気付きました。そういった視点で情報共有していくために何か(仲間という意味での)コミュニティ的なものが欲しいなと思いました。
何を用意すればいいのかな。何か個人Webサービスを作ってる人が何人か集まって持ち回りでTipsとか新しい個人Webサービス情報を書いていくEngadgetとかTechCrunchみたいのを作ればいいのかな?
記事のイメージ的には「いいレンタルサーバー情報」とか「便利なRailsプラグイン」とか「簡単に良さげに見えるデザイン方法」とか「便利な死活監視ツール」とかそんな感じです。