ユメのチカラ: 人月の神話

Brooksはプログラミングがなぜ楽しいかという事も記している。

  • 物を作り上げる純粋な喜び
  • 他の人々に役立つものを作ることの楽しさ
  • 複雑なパズルのような組み立て部品を完成させ、それが巧妙に転回するのを眺めるおもしろさ
  • つねに新しいことを学ぶという喜び
  • 非常に扱いやすいメディア(媒体)で作業する喜び。その上、プログラムというのは、詩人の言葉と違って、現実に動いて働きだす

俺がプログラミング関連書籍の古典の中でも一番好きなのがこの人月の神話です。

先見性があり普遍的な教訓の数々が素晴らしいですがここであげられているように、何より”“プログラミングは何故楽しいのか”“という根本的な点に触れているところが大好きです。

既にIT業界にかかわっている人も自分がどの要素に強い喜びを感じるかで自分のキャリアを見直すことが出来ると思います。また、この業種と関わり合いがある人も相手が何にモチベーションを感じているのかを知るとスムーズに仕事が進むんじゃないかと思います。

逆に、デザイナーや営業の人は何に喜びを感じてやっているのか気になります。(そういう本が知りたい)

人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない
  • 人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない
  • ピアソンエデュケーション(2002-11)
  • ピアソンエデュケーション
  • (著)Jr.,フレデリック・P. ブルックス
  • (原著)Frederick Phillips,Jr. Brooks
  • (翻訳)滝沢 徹
  • (翻訳)富沢 昇
  • (翻訳)牧野 祐子
  • 定価:¥ 3,045
  • 新品価格:¥ 3,045
  • 中古価格:¥ 2,374
  • ASIN:4894716658

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