「あ~○○さん?知ってる知ってる」
「よかったら紹介しようか?」
実際は懇親会で名刺交換したとか、ブログコメント欄でやり取りしたとかそんな程度。そんなことをよくやる人がいる。ネームドロッパーというやつだ。
実際に単に友人が多いという人はいるがネームドロッパーには要注意だ。
(今日の俺は口滑らか過ぎたかな?)
(ちょっと2割り増しで話してなかったかな?)
個人的にもそうならないように注意したいと思っている。
でも何故いけないの?ビジネス上の付き合いなら確率の問題から言って、片っ端から「知り合い」ってことにした方が最終的には得じゃないの?
でもそうじゃない。そうじゃなかった。
フリーになってから、誰かに人を紹介することがよくあることに気付いた。 信頼できて素敵な人にほど、いい加減な人は紹介できない。
「俺なんかよりよっぽど信頼できて確かでいい仕事をする」人とか、
「あれ?この人より良い所が一つでも俺にあったっけ?」という人などを紹介する。 元々知人が多い方でもないので全力で渾身の紹介をする。 紹介は、する方にとってそれぐらい重い。
そうすると自然と良い仕事、素敵な人を逆に紹介されるようになってきた。
「良い人は良い人を紹介する」 「良い人は良い人を紹介される」 「良い人は良い人から紹介される」
単純なことだけど、Googleのページランクみたいなアルゴリズムが働いている。
「良いコンテンツを作ること。良いサイトへリンクを張ることは自サイトの価値を上げる。」 「良い仕事をすること。良い人を紹介することは自分の価値を上げる。」
ネームドロッピングはスパムと同じだ。現実世界では効率が悪く、ワークしない。