入院とか自宅療養とかで実家の両親と接することが多かったのですが、何か妙な問題意識をもってしまいました。

団塊の世代というのは、

  • 時間があまっている。
  • 豊富な知識を持っている。
  • ほぼ無償でも社会に貢献したいと思っている。

うちの父親と少し話すだけでも、僕から見て、若者に比べて大量の読書量と格段に面白い意見や書評を持っている。セールスマンを育てる業種から、具体的で確固たる育成メソッドを持っている。この辺は時代によるものではないので今でもとても役に立つように思う。もちろんセールス自体も40年近くやってきているのだからおれなどチンカス程も及ばないだろう。

そういった時間を何に使っているのかといえば、父親は放送大学の学士をとるのに何年もついやしている。たしかに知的欲求を満たすにはいい趣味だと思う。

でも、現役で働いてる身からすると凄くもったいないというか、その仕事力は換金できるだろうし、社会の役に立つと思う。

エンジニアなのでよくわからないけど、20代のスーツがいまいち似合ってない営業マンとその分野で長年やってきた60代の営業マンがいたら絶対後者の方を雇いたい。

何か、セールスと報酬のきっちりした仕組みができないものかなあ。セールスに詳しくないのでこの辺までしか考えられないが、現場の人はどう思うだろうか。

団塊の世代の方はもう、生命維持費はあるのだからやりたいことだけやって、それに対する報酬をもらうというのは両者に楽しいし、とってもいいことなんじゃないかな。

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