MovableTypeは4.1でさらに高機能になり、テンプレートが高度に構造化されたため、徹底的にDRYにテンプレートを書けるようになっています。さらにCMS的にブログ記事以外のページも自由に作れるようになり、そちらにも構造化されたテンプレートが利用できます。
僕は大東亜戦争従軍記というブログを次のようにしたいと考えました。
- デフォルトじゃないデザインにしたい
- 老人にも読めるように文言はなるべく平易に(カテゴリ → 目次とか)、文字は大きくしたい
- 完結している手記なので古い方から順番に表示したい
- 漢数字のカテゴリーを正しくソートしたい(第三章、第四章とか)
- タグとかいろんな老人にはわからない文言を削除したい
- 携帯にも対応したい
手持ちのMovableType4.1で実現しようと思いました。別のブログを4.1にバージョンアップした経験から、「これは容易ならざる事になった」と思い、4.1対応の書籍を買ってきました。
1時間後、その書籍はゴミ箱の中に納まっていた。
この構造化されたテンプレート、CSSクラス、MTテンプレート記法を覚えた上で、おそらく本体かプラグインのあの懐かしい(しかし昔とは違って進化したモダンな)Perlの海に潜らなければならないだろう。
MTには元StyleCatcherと呼ばれた、他人の作ったテンプレートとスタイルを簡単に自分のブログに当てはめる機能がある。CMS化した4.1に対応したテーマを血眼で捜したが、無かった。
やはりデザイナーにとってもあの高度化したテンプレートに対応したテーマを作るのは容易ならざることに違いない。
次の日、デザイナーの人に相談すると、WordPressをすすめられ、簡単な使い方を習った。
次の日、1人月はかかると思っていたブログのリニューアルが完成した。(趣味なのでかかってもいいんだけど)
特にテンプレートのsql文字列と思われるところに”order by xxx_id”“を追加しただけで記事が古い順に並んだのは痛快だった。
またK-tai styleというプラグインを入れただけで僕のE-Mobileも含めた全キャリア対応になったのにはびっくりした。
sideber.php, footer.php, category.php、実に分かりやすい。
WordPressが大好きになってしまった。