さくらインターネットの専用サーバーエントリープランをサービス開始時からいくつかのサイトで使ったんですが、なかなか良かったのでオススメです。(別にさくらのまわしものじゃないです)
良かった点
- 安い
初期費用無料。月額7800円。専用サーバーとしては相当安い。VPSなどと違い、他とリソースを共有しないのでサービスのプラットフォームとして安心できる。(全部自分の責任) - CentOS5.2 とても無難。安定している。オープンソースでメジャーで引継ぎ等もスムーズ。
- 24時間有人監視・リブート無料 深夜でもリブートしてくれ!といってやってくれるということ。意外と大事。
- 転送量課金無し そんなに必要とすることは無いけど、初めからうたわれていると安心。
- IP逆引きやってくれる ココのテンプレでメールするとやってくれる。
- デフォルトの設定が良い
申し込み時に最小構成、標準構成が選べ、最小構成の方はかなり素直で設定の土台にしやすい。PDFで仕様がきっちり書いてあるのも、とても良い。最小構成時のパッケージグループは下記。
- System Tools
- Japanese Support
- Dialup Networking Support
- Network Servers
- Miscellaneous Included Packages
- Mail Server
- Yum Utilities
- Development Tools 他には、SELINUXがDisable。iptablesは全部ACCEPT。rootのsshログインは禁止。ntpdがさくらのntp serverを見てる。
嫌だった点
- Debianが使えない 個人的嗜好によりDebian使いたい。DebianのOpenSSL脆弱性の時は逆にCentOSでよかったとガッツポーズしたが・・・。
- RAIDが使えない オプションでいいからRAID1 or 5が使いたい。贅沢言い過ぎ?
- 申し込んでから開始まで結構時間がかかる 申し込んでから1~2週間ぐらいかかる。そのあとCSR作ってSSL取ることを考えるともう少し早くして欲しい。人気あるからかな?
- 燃える(追記) 仕方ないね・・・
僕のような個人か、小さな会社で受託開発するには安いし、とても素直な構成で向いているんじゃないかと思います。日本語でサポートが受けられるもの安心します。とても無難なのでサーバー選びの選択肢としてぜひ考えて欲しいと思います。
逆に自社サービスや、大規模サービス、尖ったサービスなどにはAmazon EC2が良いんじゃないでしょうか。