オペラシティでお昼を食べたついでにINTER COMMUNICATION CENTERのオープンスペースの展示を見に行って来ました。

ICC ONLINE | オープン・スペース 2009

メディア・アートの展示をやってます。何も知らずに行ったんですが、すごく面白かった。無料だし開催期間も長いのでおすすめです。

僕は情報系の専門学校にいってそのまま20歳からひたすら、

「コンピューターを使っていかに儲けるか」

系の泥臭い仕事ばかり(嫌いじゃないですが)やってきたので、アートやらサイエンスやらは無縁。

僕のはじめての仕事は、

「本を倉庫から出荷する時にその一覧をOracleから引っ張って来てVBでプリンタで出力する。」

というものでした。(確か“自動倉庫システム”というプロジェクト名)

メディア・アートとは要するにコンピューターを使って素敵な画像や動画や音楽やテキストでやる芸術の事みたいです。

何か、コンピューターを使って、「儲ける」とかじゃなくて、単に「素敵な音楽」とか「楽しいグラフィック」というだけで存在しているコンピューターっぽいものはとても癒される。

全くそういう意識になかった、セルオートマトンのライフゲームやワイアーワールド、フラクタルなどはアルゴリズムがどうとか抜きで動きがわいいなあなどとボーッと見れました。

一番大きな展示が《My%20Desktop OSX10.4》

巨大なプロジェクターに投影されたMacのデスクトップでひたすら操作されてて、エラー音や警告音、スピーチの声とかが狂った調子で繰り返されてる。

無響室も不思議な体験だった。音が無くなるというより普段意識してない音の音圧が凄くて圧迫してきて、うるさく感じる。

コンピューターの作る変な絵とか、音とか変なハードとか、仕事抜きで好きなんだなぁと癒されて会社に戻りました。

戻って待っていたのはさいかのバグ修正。

「PHPのin_array関数は便利だな〜」

とかすっごいリアルで現実に引き戻されました。バグは直ってよかったです・・・。

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