Google App Engine入門:実行効率を犠牲にせずに開発効率だけを上げるテクニック

memoize (デコレータ)

これはPythonを使う人たちの間では良く使われるデコレータのパターンで、関数の戻り値をクロージャを使ってキャッシュすることにより、実行効率を上げる仕組みである。Google App Engineの場合、サーバーが一度メモリーにロードしたモジュールは、アプリへのアクセスが途絶えてアプリそのものがサーバーから追い出されない限りはメモリーに常駐していてくれるので、memoizeとはとても相性が良い。

kwargs(デコレータ)

これは、HTTPリクエストをプロセスするRequestHandlerのメソッドを実装する際に、getやpostに渡されたパラメータを、関数へのnamed argumentとして渡された形でのコーディングを可能にするデコレータである。

イイね!イイね!(何様だ > 俺)

めもいずって糞面倒臭いイメージがあったんだけどデコレータでこんなにシンプルに実装できるんですね!

こういう、"大きな仕事はしないけど、ちょっと便利にしてくれて、マイナス面はほとんど無くて、嫌なら別に使わなくても問題無い"みたいな、プログラムに幸せだけを振り掛けてくれるような、きざみパセリみたいなモジュールとても好きです。(最近のRubyだと"g"みたいな)

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