本棚戦略
僕は「読んだ本全ては売る」という本棚戦略を取っている。(ブックオフの宅本便に送る)
この戦略で盲点だったのは、家に残るのは「超分厚い本」や「難解な本」ばかりになってしまうことだ。
本棚のタネンバウムのオペレーティングシステムを苦々しい思いで睨みつけていた。
そこで本を裁断してPDF化してくれるサービスを利用することにした。
読書観
読めれば良い。最悪真っ白なPDFが送られてきてもネタになる。それよりも狭い部屋を圧迫する本棚が問題だ。
スキャポンの対応
裁断サービスは軒並み申し込みが殺到していたので、複数申し込み、最初に使えるようになったスキャポンに申し込んだ。めったに頼まないだろうし、値段は1冊100円だろうが200円だろうがどうでもいい。面倒が少ないサービスを使いたいと思っていました。
6月21日:
PayPalで66冊分の料金を支払った。本を送ってから2〜3週間でPDFが送られてくるらしい。本が詰まったダンボール数箱は運ぶのが大変なのでヤマト運輸の集配サービスを使った。便利。
8月3日:
本を郵送してから1ヶ月以上経つのに何の音沙汰も無い。PayPal前払いのみなので詐欺だとしても何の不思議も無いのでメールで問い合わせた。
駒形様
スキャポン運営事務局です。
このたびは弊社サービスの遅れ誠に申し訳ございません。駒形様の書籍は、昨日データ化をおこないまして、本日から明日にかけて
検品とOCRを予定しております。今しばらくお待ちいただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
1ヶ月以上経つのにちょうど今日やってたってそれ、蕎麦屋の「今出ました」的な?
8月4日:
次の日あっさり納品された。DropBoxが遅いため、指定のURLからダウンロードして欲しいとのこと。フリーのDynamicDNSサービスのドメインでBasic認証フォルダ直置きかあ・・・。
PDFをダウンロードしてみると、読めない部分はまず無いという品質でとても満足。オプションで頼んだOCRも良好なようだった。しかし明らかにファイル数が少ない。簡単なコマンドでファイル数を調べると39冊しかない。66冊頼んだのに半分強しかない。メールで問い合わせると、
駒形様
スキャポン運営事務局です。
下記の件、大変失礼いたしました。只今、残りのデータをアップロードしておりますので、8分ほどお待ちいただけますよう
なにとぞよろしくお願い申し上げます。
とのこと。
その後、無事69冊のPDFがダウンロードできた。冊数は少ない方でも多い方でもいい加減なのね…。ファイル名を本のタイトルにするという有料オプションを申し込んでいたが、何冊かは間違っていた。
感想
PDFの品質やOCRの精度にはとても満足しています。でもそれって全部SnapScanの性能なんじゃ…。応募が殺到して忙しいのは理解できますが、SnapScanの性能以外のサービスはとても低いように思いました。
次頼む時は他のサービスの体験談も出揃ってると思うのでそれを参考に決めたいと思います。