rubyのIDEではRubyMineが有名だけど有料なのでEclipse+RDT(Ruby Development Toolkit)を試してみました。(Aptana Studio 3 Pluginは使わない)
Eclipseのインストール
eclipseのサイトからMac OS X 64 Bit版をダウンロード。この時のバージョンは4.3.2でした。
RDTのインストール
-All Available Sites--にしてrubyで絞り込むとRDTが出てくるのでインストール。
PreferencesでRubyのInterpretersを追加。上記のようにrbenvを使ってる場合はshims/rubyを指定すればOKでした。
Enginesで何でdebugするのかというのを選びます。他のはgemが必要だったりバージョン毎に動いたり動かなかったりするのでRuby Build-In Debugger
を選択。
普通のrubyスクリプトをdebug
これは普通にできる。トップレベルのlocal変数が見れない気がするけど。
sinatraアプリをdebug
これも普通に実行するとhttp://localhost:4567/
とかで立ち上がるのでブラウザからアクセスするとちゃんとブレイクポイントで止まってくれる。
railsアプリをdebug
怖話で試してみる。
これも要はscript/rails server
を実行してhttp://localhost:3000/
にアクセスすればいいだけだからDebug Configurationsで下記のようなものを用意する。
実行するスクリプトはscript/rails
引数はserver
。
ただでさえ遅い怖話のデバッグ起動はクッソ重いので覚悟すること。
ちゃんとブレイクポイントの上の行の@now
がとれてます。
感想
ややこしいプロジェクトの厄介なバグを本腰入れて追い回す時には良いかも。ただほんとに重いので軽快にdebugしたいならpry-byebugの方が良いかな。
気になった点
ruby1.9からのnew hash syntaxがエラーと認識されている。RDTのどこかで設定できるのかな?