日本の祝日が分かるgem、holiday_jp 0.3.1をリリースしました。

単純なgemなんですが、何故か@pwimさんが高速化してくれたり、@kakutaniさんがリファクタリングしてくれたりで、gemを介して遊んでるみたいな感じです。

今回はjewelerオワコンってことでbundlerにしたり、travis-ciしたり、rubygems-test対応したりしました。

僕も他のgemで新しいツールを使う前の実験台として使ったりしています。:-)

rubygems-testって面白いですね。僕はperl使ってた時に、「cpanの自動テストうっっっz」とか思ってましたが、良い物ですね。すいません。

特にrubygems-testをユーザーがインストールをしてるとプラットフォーム毎にテストが通ったかどうかを自動でhttp://test.rubygems.org/にアップしてくれるのがイカス。

Gem Testers

holiday_jpに幸あれ、rubygems-testに幸あれ。

utf-8のメールをmail.gemを使って送るとWARNINGが出る。

Non US-ASCII detected and no charset defined.
Defaulting to UTF-8, set your own if this is incorrect.

明示的にcharsetを指定すればOK.

# coding: utf-8
require 'rubygems'
require 'mail'

mail = Mail.new do
  to       'foo@example.com'
  subject  'テスト'
  body     'テストメール'
end

mail.charset = 'utf-8' # It's important!
mail.delivery_method :sendmail
mail.deliver

paperclipを使ってて「縦長の画像をアップしたら横長になる」という問題。

これはpaperclipが悪いんじゃなくて、元のファイルもMacのPreviewで見ると縦長なんだけど、ブラウザで見ると横長。MacのPreview他、ExifのOrientationタグに対応したソフトで見ると縦長に見える。

Webアプリ的にはちょっと困る。「縦長の画像をアップしたら横長になった!」と言われても見てるツールの違いで最初から横長なんだから。

imagemagickのconvertにはExifのOrientationタグの内容に合わせて画像データを回転させてくれる超便利な-outo-orientオプションがあるのでそれを使えばいい。

paperclipはrmagickを使わず、convertコマンドを呼び出すだけで、好きなオプションが渡せるというイカシタ作りになっているのでこんな感じでOK。

class User < ActiveRecord::Base
  has_attached_file :picture, convert_options: {all: '-auto-orient'}
end

allは複数のstyleが合った場合に全部にこのオプションを付けるという指定。originalも残るから安心。

@kakutaniさんからpull requestが来てたので改めて、holiday_jpについて。

2009年に仕事で必要になって作ったgemです。祝日が必要なソフトウェアは結構あると思いますが、こんな調査に時間を割くのは一人でいいんで共有できればと。

祝日は法律によって増えたり減ったりするので未来に渡って計算で算出することができません。

休日・祝日の定義について

休日は単に休みの日です。祝日は”国民の祝日を定める法律”で規定されるお祝いのための休日です (土日は祝日ではありません)。皇室の祭典を行った大祭日などが元になっています。

立春の日・秋分の日について

また厄介なのが立春の日と秋分の日です。基本的には国立天文台の算出する定気法による日(天体の動き)から決定されるため「ほぼこの日だろう」という日は分かりますが、実際には前年度の2月1日に閣議決定され、官報で告知されるまで確かなことはわかりません。(天文学に基づいて年毎に国家の祝日が決定されるのは世界的に見ても珍しいそうです。)

つまり、「現行法に置いては」という但し書きをつけても、日本の祝日は1年先までしかわからないということです。

「1年毎に誰かがメンテナンスする必要があるのであればgithubとかあるし100年分ぐらいgemの中に持っちゃえばいいじゃん。」

ということでholiday_jpができました。

関連:holiday_jp - 国民の祝日が分かるライブラリ - komagata

% rake
`include Capybara` is deprecated please use `include Capybara::DSL` instead.

include Capybaraがdeprecatedになってたので指示通り書き換えました。

# test/test_helper.rb:
class ActiveSupport::TestCase  
  (...)
  class ActionDispatch::IntegrationTest 
    include Capybara::DSL      
    Capybara.app = KowabanaJp::Application
  end
end

Unit::TestとCapybaraでのIntegrationTestは簡単なのにちゃんと動く(バグを見つけたりデグレを防ぐ役割をちゃんと果たすという意味で)のでお気に入りです。

Paperclipで画像サイズの最後に使うコレ

has_attached_file :foo, :style => {:thumb => '100x80>'}

いつも意味忘れてググるけどImageMagickのオプションなので下記に書いてある。

Resize or Scaling -- IM v6 Examples

  • Ignore Aspect Ratio ('!')
  • Only Shrink Larger ('>')
  • Only Enlarge Smaller ('<')
  • Fill Given Area ('^')
  • Percentage Resize ('%')
  • Pixel Area Limit ('@')
  • Cropping ('#')

参照:[rails]PaperClipでクロッピング - func09

何も変えてないのにjenkinsのdailyのテストが通らなくなった。

% rake test
rake aborted!
no such file to load -- omniauth/password

(See full trace by running task with --trace)

手元でも確かに動かない。omniauthに何が起こった?bundleなどビルドプロセスが外部に依存してるとコードは変わってなくてもこういうことがあるのでdailyのテストも大事だな。

% bundle list | grep omniauth
  * omniauth (0.0.1)

OMG!

何故だかバージョン指定無しだと0.0.1が入るようになっている。

# Gemfile:
gem 'omniauth', '~> 0.2.6'

バージョンを指定して凌ぎましたが、他でも起きたら怖いので原因知ってる人がいたら教えてもらえると嬉しいです。

# Gemfile:
group :development
  gem 'haml-rails'
end

真面目なサイトを作る時になんでSlimじゃなくてHamlかっていうと、ちょこちょこバグがあるからです・・・。

# Gemfile:
group :development do
  gem 'erb2haml'
end
% rake haml:convert_erbs
Looking for ERB files to convert to Haml...
Converting: app/views/layouts/application.html.erb... Done!
Converting: app/views/devise/unlocks/new.html.erb... Done!
Converting: app/views/devise/sessions/new.html.erb... Done!
Converting: app/views/devise/registrations/new.html.erb... Done!
Converting: app/views/devise/registrations/edit.html.erb... Done!
Converting: app/views/devise/passwords/new.html.erb... Done!
Converting: app/views/devise/passwords/edit.html.erb... Done!
Converting: app/views/devise/mailer/unlock_instructions.html.erb... Done!
Converting: app/views/devise/mailer/reset_password_instructions.html.erb... Done!
Converting: app/views/devise/mailer/confirmation_instructions.html.erb... Done!
Converting: app/views/devise/confirmations/new.html.erb... Done!

deviseのhaml/slim対応は本体から消えたっぽいのでこっちがいいかも。application.html.erbも変換してくれるし。

ProxyLocal

ProxyLocal could proxy your local web-server and make it publicly available over the internet.

ローカルのWebサーバーに他人にちょっとアクセスして欲しい時(何かの実験中とか)に便利なgem。

# app.rb:
require 'rubygems'
require 'sinatra'

get '/' do
  ' ┐(´ー`)┌'
end

こういう糞アプリがあったとして、まずローカルで立ち上げる。

% ruby app.rb 
== Sinatra/1.2.6 has taken the stage on 4567 for development with backup from Thin
>> Thin web server (v1.2.11 codename Bat-Shit Crazy)
>> Maximum connections set to 1024
>> Listening on 0.0.0.0:4567, CTRL+C to stop

でproxylocalをインストールして立ち上げると・・・

% gem install proxylocal
% proxylocal 4567 --host unk
Local server on port 4567 is now publicly available via:
http://unk.t.proxylocal.com/

http://unk.t.proxylocal.com/

xxx.t.proxylocal.comでアクセス出来るようになる。このぐらいの気軽さで外からアクセスさせることができると嬉しい。