ずっと下記に書いたような問題意識を自分たちのプログラミングスクールに対して持っております。

OSS Gateオンラインワークショップに参加 - komagataのブログ

そこでこんな活動をやってみたらどうかな〜と思っています。(スクール内限定じゃなくてパブリックなワークショップにしたい)

ワークショップ

OSS活動は終わらないネットゲームであり、みんな脳汁を垂れ流して楽しんでおります。しかしそこに辿り着くまでに色々と障壁があり、プログラミングに興味のある人や初心者の方にプログラミングの楽しさを知ってもらうためのワークショップができないかと考えております。(また、OSS活動以外のプログラミングの楽しみもいいと思う)

Joy of Programming(プログラミングの楽しみ)

1回につき1テーマのプログラミングの楽しみについて体験してもらい、みんなで楽しむ。

役に立つとか、勉強になるとかは置いておいて、楽しさを一番重視する。

テーマ1

自分のための小さなスクリプトを作ろう。

~/binとかに置くような自分のためだけのちょっとした便利スクリプトをみんなでかく。

「昼飯をランダムで決めるスクリプト」とか「~/Downloadsディレクトリの中を定期的に削除するスクリプト」とか「平日の10時に自動で勤怠アプリにログインする」スクリプトとかそういうやつです。

テーマ2

基本のアルゴリズムを実装してみよう。現代のプログラミング言語であれば標準ライブラリで備えているような基本的な簡単なアルゴリズムを自分の得意な言語で実装してみる。

テーマ3

フリーソフトウェア運動に参加する。フリーソフトウェアとは何かを学んで入信する。自分の使ってるソフトをフリーソフトウェアに置き換えられないか検討したり、布教活動をする。

テーマ4

Quineを作ってみよう。(説明すると長くなるので省略)

テーマ5

使ったことない言語を使ってみよう。

テーマ6

使ったことないOSを使ってみよう。

テーマ7

競技プログラミングに挑戦しよう

テーマ8

名著を読もう。

みんなで色々な名著を読んできて、大体の内容を話してもらう。他人におすすめする。

テーマ9

ライブラリを作ろう。gemとかnpmとかそういうのの作り方ワークショップ。これができたらOSS活動に進む感じ。

どういうワークショップにするか

1〜3時間ぐらいの長すぎないワークショップにしたい。一回につき1テーマで開催する。色々やってみて評判の良いテーマが絞れたらそれらを繰り返しやる。1 > 3 > 7...とか。

前半は説明をして、後半で手を動かしてやってみる。最初は1人でサポートしきれるぐらいの人数が良いかもしれない。

全体として、Terminalの使い方、簡単なコードが書ける力(どの言語でもいいが)などが必要になる。

Terminalの使い方は(昔に書いた)下記で学べるかもだが、基本的なプログラミングも学べる何かが欲しい。

本当は怖くない 黒い画面入門: https://fjord.jp/kuroigamen.html

初心者向けだけど、プロでもネタのチョイスによってはずっと楽しめる感じにしたい。例えばQuine入門の内容をやるけど、超難しいやつを自分のテーマとして毎回作っても良いみたいな感じ。競プロ入門を毎回やるけど、すげー人が既にいるとか。コミュニティーの中に目指したくなるロールモデルがいるとより良いと思うので。

ちょっとできるように考えてみたいと思います。

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