こんなこと書いたら「クッソスクールワロタwww」と言われるかもしれないが、僕らはプログラミングとプログラミングをする人が好きなのであって教えること自体が好きなわけじゃない。

もちろんプログラミングをする人とプログラミングを通じたコミュニケーションである「教えること」も嫌いじゃないが一番やりたいのはプログラミングなのだ。

Image from Gyazo

野球が好きで「おーい、磯野、野球やろうぜ」と誘うのだが野球のルールもバットの振り方も知らないというのではメンツにならない。だから教えるという感じ。

教育関係の人がキッチリやっているところの方が教え方は上手いかもしれない。

そういうところに僕らが勝っているところがあるとすれば、隣でめちゃくちゃ楽しそうに野球をやるという点だけだ。

僕らのカリキュラムの終盤に「僕らと一緒にRailsアプリでスクラム(20ポイント分)を回す」というのがある。

みんなで使っているEラーニングアプリ自体をみんなで開発する。もちろん僕も必死こいてIssueをこなす。

これは草野球でいったら試合であって非常に楽しい。早くみんなもルール覚えて試合できるようになって欲しいしサッサと一緒にやりたい。「おーい、磯野、野球やろうぜ」である。

「スクールでプログラミングを教えている」というときの気恥ずかしさ、傲慢ではないかという気持ち、プログラミングをビジネスとして教える罪悪感。役に立つからやるのか、就職に有利だからやるのかなどの気持ちについてわかりやすく文章にしようとすると違和感がある。

分かりづらくかつ正確に書こうとしたら上記のようなものになった。

フィヨルドブートキャンプ

フィヨルドブートキャンプでも草が生えるようにしました。

Image from Gyazo

最初は色も全く同じだったんですが、実装したことに満足して冷静になってみると、

「Githubと同じ色だと紛らわしいな」

とか

「Gtihubと違って一年も勉強してたらやばいから3ヶ月表示ぐらいがいいな」

などあり、もうちょっと変更していきたいと思います。

超実践的プログラミングスクール フィヨルドブートキャンプ

仕事でフィヨルドブートキャンプというRailsエンジニアになるためのスクールをやっています。

FJORD BOOT CAMP(フィヨルドブートキャンプ)

「どのレベルになったら就職できるの?」

という点がイメージできないと、就職したい人にとってわかりづらいなと思ったので明確にしておきたい。

戦力として計算できるRailsエンジニアとは

僕の考える、Railsエンジニアとして就職できる最低レベルは、

「少しでもプラスの戦力として計算できる」

というものです。

「Issueを一人でこなせる」

といっても良いかもしれません。

「は?みんな10の戦力持ってるところに1とかじゃ困るんだけど?」

と思うかもしれませんが、Railsプロジェクトにとってほとんどの人類は1の戦力も無くて、マイナスです。

Railsチュートリアルを終わったばっかりで実務レベルの開発したことないぐらいの人もマイナス戦力です。

「教えるのに大量のパワーが割かれて、居ない方がプロジェクトが進む」

という状態がマイナス戦力です。

Railsプロジェクトのリーダー的な役割をした人なら感覚的にわかると思います。

「Rails経験無くてJava経験だけの人が2人送られてきても困るなぁ・・・」

これがマイナス戦力です。

「多少の教育コストはかかるけど、レビューをしっかりやればトータルで見れば助かる」

このレベルがプラス戦力です。

「Railsのコードは書かせられないけどテスト仕様書を書いててもらおう」

こんな工夫が必要な場合、マイナス戦力です 😅

プラス戦力になるための工夫

このイメージが固まってからカリキュラム終盤の内容も変わりました。

  • 弊社プロダクト(怖話など)へPRを送って5回採用される。
  • Railsプログラムのアルバイトの斡旋
  • DB設計のカリキュラム追加
  • RESTful Webアプリ設計のカリキュラム追加
  • メンターとペアプロするカリキュラム追加。

Railsの機能を一通り覚えただけじゃ駄目で、実際のプロジェクトに入るには必須の知識がかなりあります。

弊社としては一般的なプログラマー新人研修もやっているのでその中でこの辺ももっと固めていきたい所存です。