僕個人で今、仕事(Web開発)で手っ取り早く役に立つ技術は、
「Rails、Ruby、Linux、ネットワーク」
なので、生活のためにはこれらをやるべき。
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・・・。
なんで、仕事で逼迫するほど関係無い技術本が面白くなるんですかね。
現実逃避に最適の”C++実践プログラミング”。
Practical(実践)とか付いてると一冊目には向かないのかなと思いがちですが、オライリー的に言えば、「プログラミングxxx」シリーズよりはプログラミング自体がはじめての人も対象としてて分かりやすかったです。(プログラミングC++を出すとしたらVolume3ぐらい必要じゃないかしら)
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オライリーの中で読むとすればこっちが先に見えるけど(断然薄いし)、圧倒的に”“実践”“の方が分かり易かった。(というかこれ読むんだったら沢山ある他のC++良書を読んだほうが良いと思われた)
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で、それまでのUNIX・C++の話が全然出てこないのがこれ。
「今までの話、どこいってしまったん?」
という蛍の墓の節子の声が頭の中に響いてました。
タイトルに騙されましたが。(思ってた内容と違っただけで、面白かった)、ほぼCとWin32 APIの話。なるべくツールとしてのVC+に依存しないように、「好きなエディタでソースを書いてからVC+でコンパイル」、みたいな事が書いてある。「Visual C++.NETではじめる」って部分はマーケティング上の理由だろこれ・・・。
内容はDLL、スレッド、各種同期方法、各種プロセス間通信方法、メモリマップドファイルなど。
中途半端に古いのでコレ系はブックオフとかの隅っこにあって飯を食う時とかの「読む本」には持ってこいです。
しかし、これらのWindowsでの実装の勉強って、オープンソース系Web開発者にはかなりメリットが・・・無い。