昨日、フィヨルドブートキャンプのミートアップ(と言う名の飲み会)をやったのですが、帰りに @lime1024さんが、

「今時分が勉強している技術がRailsアプリの何に役に立つのかわからない。体系的な地図が欲しい(意訳)」

的なことを言っていたので作ってみました。

Image from Gyazo

それぞれのカリキュラムの最初にこういう画像があって(この場合はnginxのカリキュラム)、全体のどの部分に当たるのかを示しています。

経験者にとっては当然できている脳内マップですが、はじめての人にはこういった全体像がわかるマップがあったほうが良いのかなと思いました。

Railsでやっている不動産系のWebサービスの開発に入っていただける方募集しております。

最近リリースした3ヶ月ぐらいのプロジェクトでRailsのバージョンも最新なのでまだそんなにごちゃごちゃしておりません。

現状エンジニアさんがなかなか見つからず、僕含めて知り合いの工数をかき集めてやっている状態です。

  • 僕:1日/週
  • Tさん:2日/週
  • Oさん:2日/週

3人分集めてやっと一人分といった形なので、週5日できる人がいるといいなーとお客さんから言われております。(現状だと連絡があっても常に受けられる状態とは限らないので)

使っているいる技術

  • Rails
  • Heroku(Review App)
  • CiercleCI

プロジェクトの進め方

1スプリント一週間で、毎週火曜日に振り返り・計画ミーティングをリモート(appear.in)でやっています。Issueの管理はGithub Projectでやっています。

募集要件

  • できれば週5日できる方(場合によって3日以上でも大丈夫です)
  • リモート化(常駐も可能です)
  • Railsでの開発経験がある方。

ぶっちゃけどうなの?という話には直接お答えしますので、Twitterの@komagataやFacebookでお気軽に連絡いただければ〜

UnityとRiderで作業しているときに、両方見ながら書けると楽だし、1画面のときにアプリをCmd+Tabで切り替えたときの待ち時間が気になってました。

ディスプレイが一枚余ったのを期に上下二段ディスプレイにしてみました。

Image from Gyazo

上:MITSUBISHI RDT27IWLM

下:LG UltraFine 5K Display

アーム:サンワダイレクト 100-LA031

これは・・・捗る!

フィヨルドブートキャンプで、「Rails入門と実戦の間にギャップがある問題」の解決策の1つとしてフィヨルドブートキャンプのEラーニングシステム自身の開発を(簡略化した)スクラムでやってみることをはじめました。

Image from Gyazo

ソースコードもカンバンもアジェンダ/議事録もpublicな中で、計画ミーティングと振り返りミーティングを毎週水曜日14:00-15:00で行うことにしました。

カリキュラムの中に、「Pull Requestを5回送って採用される」というのがあるので、それの解消のために参加する形です。

アジャイルな開発手法には独特の用語が多く、カリキュラムとして学んでも実際にやってみないとピンとこないと思うので、「スクールとしてのフィヨルドブートキャンプに通っている方」、「僕ら」、「企業の研修で来られている方」が混ざってやっています。

常にメンバーの出入りがあるので、チームとしてのベロシティは出していないですが、2012年から続いているこのリポジトリを入れ代わり立ち代わり開発を続けていければ面白いかなと思っています。

これが拾えないのってみんなどうしてるんだろう?

class PostsTest < ApplicationSystemTestCase
  test "GET /posts/xxxx" do
    assert_raises(ActiveRecord::RecordNotFound) do
      visit "/posts/xxxx"
    end
  end
end

例えば、「非公開のpostは見れないことをテストしたい」とかの時。begin...endでも拾えないようで困った。

unityのc#でLinqExtraShuffleで大ハマリしました。

同じListをforeachしてるのに毎回並びが違うというものです。

@monryさんが書いてくれた検証コードがコレ。

コード:

IEnumerable<int> list = new List<int> {1, 2, 3};
Debug.Log("--A--");
list.ToList().ForEach(x => Debug.Log(x));
list = list.Shuffle();
Debug.Log("--B--");
list.ToList().ForEach(x => Debug.Log(x));
Debug.Log("--C--");
list.ToList().ForEach(x => Debug.Log(x));
Debug.Log("--D--");
list.ToList().ForEach(x => Debug.Log(x));

結果:

--A--
1
2
3
--B--
3
2
1
--C--
2
3
1
--D--
2
1
3

なんでB, C, Dが違うわけ?

@monryさんに聞いてソースを見たところ原因は結果、

Shuffleという拡張メソッドはShuffleIteratorという別のIteratorを返すから」

というものでした。

list = list.Shuffle();

のところでIteratorが変わっちゃってるんですね。

データとイテレータは分かれているのだと仕組みとしては知っていても、あまり活用したり意識したりすることがなかったので盲点でした。

list = list.Shuffle().ToList();

こうやって上品な抽象的なところから汚くて臭い具象に落としてやればOK。

合同会社フィヨルド御中
ご担当者様

はじめまして、○○と申します。
御社のArticlesを拝見しまして、(以下略)

ごめん、内容入ってこないわ。

仕事でフィヨルドブートキャンプというRailsエンジニアになるためのスクールをやっています。

FJORD BOOT CAMP(フィヨルドブートキャンプ)

「どのレベルになったら就職できるの?」

という点がイメージできないと、就職したい人にとってわかりづらいなと思ったので明確にしておきたい。

戦力として計算できるRailsエンジニアとは

僕の考える、Railsエンジニアとして就職できる最低レベルは、

「少しでもプラスの戦力として計算できる」

というものです。

「Issueを一人でこなせる」

といっても良いかもしれません。

「は?みんな10の戦力持ってるところに1とかじゃ困るんだけど?」

と思うかもしれませんが、Railsプロジェクトにとってほとんどの人類は1の戦力も無くて、マイナスです。

Railsチュートリアルを終わったばっかりで実務レベルの開発したことないぐらいの人もマイナス戦力です。

「教えるのに大量のパワーが割かれて、居ない方がプロジェクトが進む」

という状態がマイナス戦力です。

Railsプロジェクトのリーダー的な役割をした人なら感覚的にわかると思います。

「Rails経験無くてJava経験だけの人が2人送られてきても困るなぁ・・・」

これがマイナス戦力です。

「多少の教育コストはかかるけど、レビューをしっかりやればトータルで見れば助かる」

このレベルがプラス戦力です。

「Railsのコードは書かせられないけどテスト仕様書を書いててもらおう」

こんな工夫が必要な場合、マイナス戦力です 😅

プラス戦力になるための工夫

このイメージが固まってからカリキュラム終盤の内容も変わりました。

  • 弊社プロダクト(怖話など)へPRを送って5回採用される。
  • Railsプログラムのアルバイトの斡旋
  • DB設計のカリキュラム追加
  • RESTful Webアプリ設計のカリキュラム追加
  • メンターとペアプロするカリキュラム追加。

Railsの機能を一通り覚えただけじゃ駄目で、実際のプロジェクトに入るには必須の知識がかなりあります。

弊社としては一般的なプログラマー新人研修もやっているのでその中でこの辺ももっと固めていきたい所存です。

  • 早さ
  • 機能
  • 安定性(バグの少なさ)

これらはトレードオフ。そして、

実装力 = 早さ x 機能 x 安定性

https://gyazo.com/e85c2b4af83c473d5cad53c2b3e90dbc

しかし、レベルアップすることで、早さそのままで多くの機能を実装できたり、早さそのままでバグが少なく作れるようになったりするんだよね。

割り振れるスキルポイントが増えるみたいな感じで。

Railsのおかげでちょっと早く作れるようになったからっつって、

「俺、作り込むよりプロトタイプ作るのが得意なんだよね。早さと完成度ってトレードオフじゃないですかぁ?」

とか言ってないで、同じ早さのままもっと作り込んだもの作れるようになれ!バグ減らせ! > 俺

https://gyazo.com/d6bd00fa98c7ad07d29bf5aec84c4924

RailsGirls Tokyo 9thにコーチとして参加させていただきました。

また、スポンサーにもなったのでスポンサーLTでフィヨルドブートキャンプの紹介もさせてもらいました。

https://gyazo.com/6bd4dcb2b479a590d90297d2539782d7

スポンサーLTや一般LTはRailsGirlsから興味をもってプログラマーを目指してる人、または既にプログラマーになった人が、

「すごい面白いからお前らもやろうぜ」

という内容が多くて、既にプログラマーである僕でも、

「へぇ〜、プログラマーって良さそうねぇ」

と思ってしまいました。

また、@a_matsuda さんの文字通りのすばらしい話もあり、全体がしまりましたね 😁

プログラミングに興味を持ってもらう方法

コーチとして参加して、もっとわかりやすく教えるにはどうしたらいいか、という点も気になりましたが、RailsGirlsはプログラミングを単に教えるというより、プログラミングの楽しさを知ってもらって興味を持ってもらうのが目的だと思います。

何をやってもらったら一番、「プログラミングって面白い」って思ってもらえるんだろう?

ひいては「プログラミングの面白さって何?」というところが気になりました。

いろんなプログラマーの皆さんに聞いてみたいですね。

参加者・参加目的

参加されてる方は下記のような人が多かったです。

  • プログラマーの求人をしてる会社の人事の人がプログラマーをよく知るために。
  • 今の会社が退屈過ぎてプログラマーに転職したい。
  • プログラミングで困ってるWebデザイナー。
  • 会社でプログラマーになれと言われたけど聞く人がいない。
  • リモートワークなど、プログラマーの自由な働き方が気になってる。

会場がSpeeeさんで、オシャクソラウンジだったので良さ出てましたね。

改善したい点

Railsアプリをいきなり作るので当然なんですが、

「全然わからないことに対するストレスがある」

という感想を聞いたので、「Rails Moreで聞けるよ」だけでなく、

「あなたがわからないのはどこですか?皆さん疑問に思われる点はだいたい下記の5点です。それぞれはこれを読むことでわかるようになりますよ」

ぐらいの道筋を示せるとその編のストレスが軽減されるのかなと思ったので、今後参加するならばその辺りの資料を作ったりしたいなと思います。